リッチ老後を目指す株式優待生活 ~定年へのカウントダウン~

定年まで残り数年のサラリーマン。豊かな老後を目指す株主優待生活を日々記録します。

人生大逆転!

 最近、ふと思うことがある。幸せな人生ってなんだろうかと。

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 有名大学を卒業して、一流企業に入って、結婚して、子供に恵まれて一緒に過ごして、やがて子供が巣立っていき、夫婦二人になり、子供が結婚して、孫に恵まれ、会社生活を終えて、夫婦二人で老後生活を過ごして最後に人生の終末を迎える。昭和に生まれ、バブル時代に学生時代と若手会社員生活を過ごした私はそうすることが当たり前だと思ったし、そうする事になんの疑いも感じなかった。

 どこでかじ取りを間違ったのか日本全体がかっての輝きをなくして、20年以上もの長期にわたり、長いデフレの時代を迎えて今に至る。それでも有名大学を出て一流企業に入った人間は毎月の給料は昔ほど増えないけれど当たり前のように毎月の給料として何十万もの額が手にすることになる。それが当たり前になってくると世間一般でリストラが行われても、自分は大丈夫という思いで危機感を感じることもない。ずっと同じような生活が続くと。一部の人を除いては、問題意識を持つことなく日々を過ごしていく人が大半だと思う。50歳を超えてからいざ自分が会社のお荷物になっている事に気が付いたときは既に時遅し。どうしようどうしようと不安になりながらじたばたすることになる。

 一方で有名大学に行けず、あるいは諸事情で大学にも行けなかった人は当然ながら一流企業に入れず、年収も200万円程度の仕事に甘んじている人も多いと思う。このままではいけないと考える人も当然いて、その世界から抜け出そうとして何かを考える人も出てくる。株式投資の世界では俗にいう「億り人」という方がいる。資産が1億円以上を持たれている方だ。本業は低年収だが、頑張って資産運用で成功して億単位の資産を達成して会社を辞めて悠々自適に暮らしている方がいる。

 結局、人生の最終コーナーで自分の立ち位置がどこにあるかが幸せかそうでないかを感じるんだと思うようになった。有名大学を出たことが勝ち組でもなく、一流企業に入社できたことが勝ち組でもない。常に危機感を持ち、将来を見据えてどう手をうっていくかが大切だと。でもこれに気が付いた時には私にあまり時間も残っていない。色々あった10年程前(いつか語れればと思います)にもう少し危機感をもっていたらなとタイムマシーンがあれば昔の自分に伝えてみたい。 頑張れば「人生大逆転は可能だよ」と思う。

 

 ~定年へのカウントダウン:定年まで残り1,713日