リッチ老後を目指す株式優待生活 ~定年へのカウントダウン~

定年まで残り数年のサラリーマン。豊かな老後を目指す株主優待生活を日々記録します。

プロローグ:自分の人生を振り返ってみた

 2021年のある日、自分の人生をふと振り返ってみた。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校と順に進学をして、将来どんな仕事をするのかという事を深く考えずに大学に入った。

 大学3回生の終わりの時期を迎えるとなんとなく就職活動の時期となり、なんとなく名前を知っている企業を選んで入社した。

 自分の記憶にあるかどうか別にして高度経済成長時代、石油ショック、バブル時代、リーマンショックアベノミクスと浮き沈みを結果としては経験してきたことになる。戦後、連綿として続いてきたことが当たり前になり、何も疑問に思わず過ごしてきた。

 それが2020年のコロナウイルスで今までの常識がすべてひっくり返ってしまった。社会人となり、当たり前のように会社に出勤して、会社の仲間と仕事をして、話をして、泣いて、笑って、残業をして、飲みにいくのが当然だと思っていた。

 昨年の4月からコロナ騒動で在宅勤務が始まった。今まで会社生活の大半を過ごしてきた会社の事務所がほとんど誰も出社しない場所となってしまった。朝早く眠い目をこすりながら起床して、満員の通勤電車に乗って会社に向かっていた生活が、一日中、自宅でパソコンに向かって仕事をするようになった。

 次に会社は費用対効果を考えると事務所の縮小を始める。ワンフロアに100名以上過ごせる執務室、会議室や応接室が合わせて20室以上あった事務所から一部屋で30名程度しか入れない事務所へ移転。在宅勤務がデフォルトとなった。

 我々みたいなおじさんはそれでもいい。でも新入社員や2~3年目の若手社員はどうやって仕事を覚えていくんだろうと考えると会社の行く末が心配になってくる。ふと自分の身を考えてみると30年以上も会社生活を送っており、残りの会社生活は数年となっていた。

 えっ? 残り僅かやんか?と考えた時に何とも言えない不安がわが身を襲った。退職金はいくら? 年金は毎月いくらもらえるの? 貯金はいくらあったっけ? 定年後は大丈夫か? 考えることは数限りなし。

 機動戦士ガンダムのナレーションにあった「君は生きのびる事ができるか!」が頭の中をずんずん通り過ぎる。よし、これから生きのびる為になんとか頑張ろう。貧乏老後を過ごさない為に出来る事を頑張ってみよう。

 しがない会社員で特にとりえもなし。英語もしゃべれない。体力もない。そんな男にできる事は体力を使わずに少ない脳みそで少しでも稼ぐしかない。会社の給料、賞与以外に「株式、優待、副業」でなんとか収入を増やす手はないか。そんな事を考えながら私の備忘録としてブログをはじめてみたい。残りの社会人生活を不安だけでなく、色々考えて楽しみたい。そんな事を考えた今日でした。

 

~定年へのカウントダウン、定年まで残り1,718日